Happy Children’s Day!
今朝、佐賀市の神野公園子ども遊園地沿いの道を通ったら、公園に向かう家族づれがた~くさん!でした。明日は雨の予報がでているので、GWを満喫できるのは今日までのようです。
今回ご紹介する多読本は…
On A Bright Summer Morning
by Rui Kodemari / translated from the Japanese by Glenn Sullivan
『ある晴れた夏の朝』小手鞠るい著の小説を英訳したものです。2019年に第65回青少年読書感想文全国コンクール中学校の部の課題図書になりました。
アメリカの高校生8名が、広島と長崎への原爆投下について肯定派と否定派にわかれ公開討論をします。主人公は母親が日本人のMay、原爆否定派です。
原爆投下を決めたアメリカ大統領トルーマンから始まり、中国をはじめとするアジアでの日本軍による被害、人種差別、核抑止力まで、ひとりひとりの生徒が自分の意見を述べます。
原爆投下については、さまざまな意見があります。各人に述べさせることで、それぞれの意見が理解しやすくなっています。
じつは個人的にアメリカ留学中の苦い経験があります。原爆は悲劇で二度と起こしてはいけないと思っていましたが、国際情勢の授業で核抑止力について、考えがまとまらず意見を言えませんでした。教授が私に聞きたそうな顔をしていたのをいまでも覚えています。
この本を通じて、生徒さんが原爆についてさまざまな面から考え、自分の意見をしっかり英語で言えるようになってほしいと思います。自分を棚に上げてですが💦
けっこう単語がむずかしいので、日本語版といっしょに貸出す予定です~✌
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