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6月, 2017の投稿を表示しています

There Must Be An Angel

佐賀県立美術館で開催中の「バロックの巨匠たち」展へ行ってきました! ほとんどが宗教画で天使をた~くさん見てきました。 でも、ほんとうに天使はいるのでしょうか? 絵画だけでなく、ドラマや英語の言い回しにもでてきますけど。 留学中ちらっとみた、アメリカのドラマ「Touched by an Angel」 迷える人々を天使が手助けしてました。 決め台詞 I am an angel.が水戸黄門みたい~と思ったのを覚えています。 アメリカ映画「It's a Wonderful Life」 自殺をはかる男を助けようとする天使が登場します。 最後の場面で、男の娘がベルが鳴るのを聞き、天使が翼をもらったといいます。 Every time a bell rings, an agel gets his wings. ワインやウィスキーを醸造すると、蒸発して量が少なくなります。 減った分は天使の取り分 angel's share このブログのお題は、Eurythmics の名曲 「There Must Be An Angel」 PVにはたくさんの天使たちがでてきます。 ついでに、have to と must の違いをざっくりと。 ややこしい文法事項はありますが must は気持ちを表わします。 天使がいるにちがいない、歌い手はそう思っているんですね~ 存在してもしなくても、心が軽やかになればそれでいいのかも。

完了形のキモチ

現在完了形、わかりづらいですよね。 私が中学3年でならったときは「?????」でした。 現在完了形は、完了・継続・結果・経験を表すといわれても、網羅しすぎ。 暗記なんて無理です。 でも最近、ようやく完了形のキモチがわかった気がします。 現在完了形は 「have + 過去分詞」 have は持っているという意味のほか、状態も表します。 I have a dog. 犬を持っているわけではなく、犬を飼っているという状態を表しています。 というわけで I have finished my homework. 宿題をfinished したという状態である→宿題を終わらせた(完了) I have studied English for five years. 英語を5年間 studied したという状態である→5年間勉強している(継続) I have lost my wallet. 財布を lost した状態である→財布を無くしてしまった(結果) I have been to Europe. ヨーロッパへ been した状態である→ヨーロッパへ行ったことがある。 過去完了形は、過去のある時点で「その状態であった」ということを表します。 過去形と区別するために過去分詞があると考えると 覚えるのはめんどうでも、まぁ許せるかなぁ。 過去形とのちがいは、その行為が現在に影響を与えてるか。 彼女はヨーロッパへ went 行った(現在は不明) She went to Europe. 現在、帰国しているならgo の代わりに been を使って、ヨーロッパへ行ったことがある。 She has been to Europe. なぜなら go の過去分詞は gone 行ってしまった(現在はいない)になるからです。 She has gone to Europe. 恐れずに完了形を使ってみると、そのキモチがわかってくるかも。 すくなくとも、私は使って初めて理解できた気がします。

ぎっくり腰 in English

ぎっくり腰になりました。 日曜日だったので治療が受けられず、その日中うんうん唸ってました。 月曜日に鍼を打ってもらい、なんとか先週レッスンはできたのですが 生徒さんに机の移動を手伝ってもらったりと、ご迷惑をおかけしました。 ご協力ありがとうございます。 すこしずつ治ってきましたが、いや~痛かった! ぎっくり腰はドイツ語で「魔女の一撃」、Hexenschuss(ヘキセンシュス)と言うそうです。 魔女め~!!  英語ではどういうのかも調べてみたところ、いろんな言い方がありました。 I have a back pain. I have a lower back pain. I have a pain in the back. I have a strained back. back でも通じるでしょうが、腰と限定したいときは lower back。 いちばんしっくりきたのは、I have a strained back.  3回目の施術のとき、腰が柔らかくなってきたと言われたので 腰が張った(strained)という表現に大いに納得。 ところで、鍼を打っても血が出ないのはなぜでしょう。 尋ねてみたところ、鍼の先は松葉のようになっていて血管をよけるからだそう。 松の木を見かけたら、松葉を確認してみようっと。

花さかじいさんの幸福論

昔話の「花さかじいさん」を覚えていますか? 教室の本に収録されています。中学校程度の英語で、多読初心者向けの一冊です。 Long-ago Stories of Japan 日本昔話 桃太郎ほか Ladder Series レベル①  6210 語 細かいところをすっかり忘れていましたが、 改めて読んでみると、意地悪な近所の老夫婦が想像をこえる悪行三昧。 花さかじいさん夫婦の畑で金貨を見つけた愛犬を連れ出し、従わないと殺す。 餅がふえる不思議な臼を盗んで、役に立たないと焼いてしまう。 花を咲かせる灰をつくったのは自分だと、お殿様さまの褒美を横取りしようとする。 読み終わってあることに気がつきました。 花さかじいさんは「気にしない」から幸せなのではないかと。 花さかじいさん夫婦は愛犬シロを殺されます。 悲しみつつも墓をつくり松を植えるとぐんぐん育ち、それで臼を作ります。 臼が盗まれ燃やされると、せめてもの供養にとその灰をお墓にまこうとします。 風がふいて灰が枯れ木にかかり花がさくと、お殿様の目にとまり褒美をもらいます。 花さかじいさんは悲しくつらい思いをしながらも、できることをしています。 だれがやったか、どうしてこうなったかにとらわれず、愛犬シロがよろこぶことを。 どんな出来事であれ受け止めて、次へ。 いい意味でのこだわりのなさが、ハッピーエンドにつながった気がします。 ちなみに意地悪じいさんは、お殿様の前で花をさかせられず投獄されます。 Things you have done will come to you. ですよ~。 先週末は2017年度第1回の英検試験日でした。 結果はどうであれ、受け止めて次へ。 花さかじいさんのようにいきたいものです。