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英検準1級の英作文、中学英語でも書ける?

英作文というと、難しい単語や文法を使わなければならないと思っていませんか? でも私は、英作文にはちょっとしたコツがあると思っています。 それは、 日本語を簡単にすること です。 今日は、英検準1級レベルの問題を例に考えてみましょう。 まずは問題に挑戦! TOPIC Do you think the Japanese government should do more to support families with children? (日本政府は子育て世帯への支援をもっと増やすべきだと思いますか?) あなたなら、どんな理由を書きますか? 例えば、こんな理由を考えたとします。 「少子高齢化の進行によって、将来的に社会保障制度の維持が困難になることが懸念されるからです。」 では、これを英語にしてみましょう。 準1級らしい英語で書いてみる 少し難しい語彙や表現を使うと、こんな英文になります。 The declining birthrate, coupled with an aging population, will make it increasingly difficult to maintain the social security system. (出生率の低下と人口の高齢化によって、社会保障制度の維持はますます難しくなるでしょう。) 使われている表現は the declining birthrate :出生率の低下 coupled with :~と相まって an aging population :人口の高齢化 increasingly difficult :ますます困難な maintain :維持する でも、これだけの英語をすぐに書くのは、なかなか大変ですよね。 日本語を簡単にしてみよう! ここで、発想を変えてみます。 最初の難しい日本語を、そのまま英語にする必要はありません。 言いたいことを、もっと簡単な日本語にします。 「子どもが減っています。」 「お年寄りが増えています。」 「将来、社会保障制度を維持するのが難しくなります。」 では、英語にしてみます。 The number of children is decreasing. 子どもの数が減っています。 The number of elderly people is increasing. お年寄り...
最近の投稿

Halloween Science Quiz

Happy Halloween 2026!  教室では今年のハロウィンイベントとして、クイズに挑戦しました。 中学校の理科で習う内容の4択クイズ。 問題文は英語ですが、選択肢には日本語もつけました。 問題文をざっくり理解して、理科の知識を手がかりに、答えられるように。 ブログを読んでくださっている皆さんも、3問だけ挑戦してみませんか? Question 1 🌱 Plants use light, water, and carbon dioxide to make food. What is this process called? A. respiration — 呼吸 B. photosynthesis — 光合成 C. digestion — 消化 D. evaporation — 蒸発 Question 2 🌍 What force pulls things toward the Earth? A. gravity — 重力 B. friction — 摩擦力 C. magnetic force — 磁力 D. buoyancy — 浮力 Question 3 🌋 Hot melted rock is under the ground. What is it called? A. lava — 溶岩 B. magma — マグマ C. mineral — 鉱物 D. fossil — 化石 答え合わせは、記事の最後にあります😊 正解したら、お楽しみのくじ引き! クイズの後は、正解の数だけ、ハロウィンのくじが引けます。 くじには、こんな英語が書いてあります。 Boo! Candy   Eat Me! Chocolate Trick or Treat! Cookie   Lucy! Choose Two!  Spooky! Choose Your Favorite! 引いたくじに書いてある英語を読んで、その通りのお菓子をもらえます。 クイズもくじ引きも、英語を使う小さなゲーム。 知らない英語でも怖くない、そんな工夫を続けたいと思います。 Have a creepy and fun Halloween! 🎃👻 🎃 クイズの答え合わせ Question 1:B. photosynthesis — 光合成 植物が光を使...

AIとロールプレイ

英語を勉強していると、 「間違えたらどうしよう」 「ちゃんとした英文にしてから話さないと」 と思ってしまうことがあります。 でも、本当の会話には台本がありません。 そこで教室では、AIを相手にした英会話のロールプレイも取り入れています。 たとえば、 「イタリアのナポリに旅行に行って、ピザ屋さんに入りました」 という状況を生徒さんと相談して決めます。 お店に入ったら何と言う? 一人です、と伝えるには? おすすめのピザを聞くなら? まずは、使えそうな英語をいっしょに考えてみます。 でも、会話のシナリオは作りません。 AIには、 「あなたはナポリのピザ屋さんの店員です。私は日本から来た旅行客です。英検3級くらいの英語で話してください」 などと設定だけを伝えて、会話を始めます。 シナリオがないので、何を聞かれるかは分かりません。 思ってもいなかったことを聞かれて、 「えっ、何て答えよう?」 となることもあります。 相手の英語を理解するだけで精一杯で英語が口からでてこない、こともあります。 でも、そこが練習です。 知っている単語を使ってみる。 簡単な文にしてみる。 分からなければ聞き返す。 間違えても、とにかく何か返してみる。 私自身がAIと英語で話して、それを生徒さんに見てもらうこともあります。 もちろん、私も間違えます。 言いたい単語がすぐに出てこないこともありますし、あとから「あっ、こう言えばよかった」と思うこともあります。 でも、それもそのまま見てもらいます。 英会話は、間違えない人だけができるものではありません。 教室を、「英語を間違えないように使う場所」ではなく、 安心して英語を間違えられる場所 にしたいと思っています。 AIも使いながら、こんな経験をたくさんしてもらいたいと思っています。 ちょっとした旅気分を楽しみつつ♪

秋の募集♡2026

佐賀も、日中はエアコンがいりますが、朝夕はすこし寒いくらいになりました。 教室では、秋の募集をしています。 教室では、英語多読を取り入れています。 辞書を使わずに読める本からはじめて、英語の語順で理解していく学習法です。 AIで簡単に答えがでる時代だからこそ、 生徒さんには「読書」という自分の頭で考え、心で感じる「体験」をしてほしい。 なぜなら、自分で考えて、感じたことが、人間らしい強みになると思うからです。 文法、英検、高校・大学受験も、生徒さんの理解度に応じて指導しています。 募集の詳細は、以下の通りです。 火曜日 小中学生クラス 16:55~17:55 水曜日  小中学生クラス 17:05~18:05 マンツーマンクラス 18:10~19:10 土曜日   マンツーマンクラス 15:50~16:50 マンツーマンクラス 17:00~18:00 入会金  15,000円 月謝  (年44レッスン) 16,000円 高校生以上/英検準2級プラス以上 18,000円 大学入試指導 20,000円 英検準1級指導 ※お問い合わせ、無料体験レッスンのお申し込みは、 こちら からどうぞ。 どうぞ、ご検討ください。

なぜ「I recommend him to study hard.」はダメ?

 英作文で、こんな文を書きたくなることがあります。 「私は彼に一生懸命勉強することを勧めます。」 日本語から考えると、 I recommend him to study hard. と書きたくなりませんか? でも、これは基本的には使いません。 正しくは、たとえば、 I recommend that he study hard. なぜでしょう? 「recommend の後ろは that節を使うから」と覚えてしまうこともできます。 でも、私は文法を覚えるとき、 そもそも recommend って、何をする言葉なんだろう? と考えたほうがわかりやすいと思っています。 recommend の後ろには「おすすめ」が来る まず、とても簡単な文を考えてみます。 I recommend this book. 「私はこの本をおすすめします。」 recommend の目的語は this book です。 つまり、 I recommend + おすすめするもの という形になっています。 では、 I recommend him. ならどうでしょう。 これも英文として成立します。 ただし意味は、 「私は彼を推薦します。」 him が「おすすめするもの・人」になってしまう わけです。 だから、 I recommend him to study hard. としてしまうと、日本語の 「彼 に 勉強することを勧める」 の「彼に」を、そのまま recommend の後ろに置いていることになります。 すると、study hard がつながらなくなります。 recommend の後ろに置きたいのは、 誰におすすめするか ではなく、 何をおすすめするか だから、 I recommend studying hard. なら、 「一生懸命勉強すること」をおすすめしている。 そして、 I recommend that he study hard. なら、 「彼が一生懸命勉強すること」をおすすめしている。 こう考えると、形だけを暗記するより少し見えやすくなりませんか? ところで、なぜ「he studies」じゃないの? ここでもう一つ、不思議なことがあります。 I recommend that he study hard. 主語は he なのに、 studies ではなく、 study になっています...

なぜ日本人には「受動態」が分かりにくいの?

私は最近、もしかすると日本人に受動態が分かりにくい理由は、 日本語の仕組みにあるのではないか と思うようになりました。 日本語なら、こんな文が普通に言える たとえば、 「このアプリは、100万人以上の人が使っています。」 何もおかしくありません。 少し硬い文章でも、 「この制度は、多くの自治体が導入しています。」 「この問題は、多くの研究者が指摘しています。」 と言えます。 ここで面白いのが、「は」と「が」です。 「このアプリ は 」で、まず「このアプリについて話します」と話題を出す。 そのあとに、 「100万人以上の人 が 使っています」 と、「使う人」を出すことができます。 つまり日本語では、 何について話すのか  と 誰がその動作をするのか を、一つの文の中に自然に入れることができます。 だから日本語を話すとき、 「このアプリは使う側じゃなくて、使われる側だから受動態にしなくちゃ」 などとは考えません。 ところが英語では、少し事情が違います。 英語では「何を主語にする?」を決める 同じ内容を英語で言ってみます。 「100万人以上」の人を主語にするなら、 More than one million people use this app. これは能動態です。 一方、「このアプリ」を主語にして、このアプリについて話を続けるなら、 This app is used by more than one million people. となります。 今度は受動態です。 英語では、まず主語を置きます。 私は今、何について話すのか。 それを決めたあと、その主語が「する側」なら能動態、「される側」なら受動態になる。 日本語なら一つの文の中に、 「このアプリは」 + 「100万人の人が使っている」 をそのまま入れられるのに、英語では主語を決めることで、文の形も決まってくるわけです。 もしかすると、日本人に受動態が分かりにくいのは、ここなのかもしれません。 日本語では、普段そんな選択を意識しなくても話せてしまうのです。 「be動詞+過去分詞」が、かえって分かりにくかった もう一つ、私自身が受動態を分かりにくいと感じていた理由があります。 それが、 be動詞+過去分詞 という覚え方です。 もちろん、文法としてはこれで正しい。 でも私は、be動詞と過去分詞を一つのセットとして覚えるより...

正しい英語 vs 伝わる英語

先日YouTubeを見ていたら、電車の中で、外国人旅行者らしき人たちのスーツケースが通路に置かれ、他の乗客が通れなくなっている場面がありました。 日本人らしき人が英語で「ここにスーツケースを置いてはいけない」ということを伝えていましたが、言われた人たちは少し怪訝そうな表情をしていました。 もちろん、その場にいたわけではないので、実際に何があったのかは分かりません。 でも、その場面を見ながら、海外で生活したり外国人と働いた経験から、こんなことを考えました。 正しい英語を話すことも大切だけれど、「どう伝えるか」は、もしかするとそれ以上に大切なのではないか。 たとえば、 You shouldn’t leave your suitcases here. (ここにスーツケースを置くべきではありません。) 文法的には間違っていません。言いたいことも伝わります。 でも、日本語でも、知らない人にいきなり「ここに置いてはいけません」と言われたら、少し強く感じるかもしれません。 では、こんな言い方ならどうでしょう。 Hello, excuse me, but we don’t leave suitcases like this in Japan. Other passengers need to get through. Could you move yours? (すみません。日本ではこのようにスーツケースを置かないんです。他の乗客が通るので、動かしてもらえますか。) ここでは、 you ではなく we を使っています。 「あなたが間違っている」と相手を直接指摘するのではなく、「ここではこうしています」と、まずこちらのルールを説明する言い方です。 さらに、なぜ動かしてほしいのかを伝えてから、お願いをしています。 あるいは、 Your suitcases are blocking the way. Could you move them, please? (スーツケースで通路がふさがれています。動かしてもらえますか。) という言い方もできます。 こちらは、人ではなく主語を スーツケースにして今起きている状況 に焦点を当てています。 外国に行くと、自分の国では当たり前だったことが、そこでは当たり前ではないことがあります。 反対に、日本を訪れた人も同じです。 もしかすると、通路に大きな...