9月です、新学期が始まりました! 遅くなりましたが、2025年第1回英検の結果、中2の生徒さんが3級、中3の生徒さんが準2級に合格されました。 おめでとうございます♪ 中2の生徒さんは4級合格(2024年第3回)に続いての3級合格(2025年第1回)でした。ライティングとスピーキングに苦戦されていましたが、形式に慣れていくと対応できるように。単語を覚えるなど、ご本人がよく努力されたと思います。合格後は、さっそく準2級の指導を始めました。 中3の生徒さんは初めての英検受験でした。高校入試を控え準2級に挑戦。高校中級程度レベルなので、当初は単語や読解問題など難しかったようです。単語もよく覚えられたと思います。スピーキングは音読の抑揚など細かく練習しました。高校入試に向けて、本格的に指導できる環境が整いました。 どちらの生徒さんも自ら受験を決められました。ご本人のやる気がいちばん大切だと痛感します。それぞれの目標に向かって一歩前進。おつかれさまでした。 新学期も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。 佐賀は毎日35℃越えが当たり前の日が続いていますが、夜はすこ~し涼しくなってきた気がします。 酷暑のなか、先週は夏の特別レッスンを行いました!今年は2本立で、佐賀県立博物館で高輪築堤と大隈重信の展示と、美術館で岡田三郎助とその弟子たちの絵画をみました。 今回は、おもに高輪築堤について書いていきます。 高輪築堤は、2019年に高輪ゲートウェー駅に関わる調査で発掘された(写真)日本初の鉄道のための築堤です。1869年に鉄道建設が発案され、イギリスから借金をし、陸軍の反対により高輪海岸の陸軍用地に鉄道を通すことができなかったため築堤をつくり、1872年に海の上を走らせました。発案から3年で鉄道が完成したことは諸外国を驚かせました。 大隈重信は、封建制を廃し国を統一し近代化するために公共交通機関が必要だと考えましたが、飢饉や財政難、国内の反対、難工事などの困難を乗り越えなければなりませんでした。日本初の鉄道を海上に走らせるという大隈の決断の背後には、佐賀藩の長崎警備のために島と島を埋め立て一体化する工事と小型の蒸気機関車を製造した実績がありました。 生徒さんには、実際に発掘された石垣の石や解説動画、屋外の築堤の複製もみてもらいました。 英文の説明には、construction, strong criticism, advocate, abolish など小中学生にはむずかしい単語がでてきましたが、日本語の説明と照らし合わせて意味をとるようにしました。 大隈のように生徒さんには、佐賀のことを知りその英知をばねにして成長してほしいと思います。 絵画鑑賞は、絵の説明や受けた印象、どうしてその絵が気になったのかなどを英語で書いてもらいました。生徒さんにとって英語を使うという動機づけになればと思います。 私の不手際でレッスンの開始時間が遅れたりとバタバタしましたが、今年も無事に特別レッスンを終えることができました。参加された生徒さん、送迎の保護者の方、ご参加ありがとうございました。 みなさま、どうぞ楽しい夏をお過ごしください☆彡