暑中お見舞い申し上げます。台風6号の接近で、佐賀では昨日から強風がふいています。
今回ご紹介する多読本はこちら
Marco Polo and the Silk Road
Oxford Bookworm FactFiles Level2 6700 words
『東方見聞録』でおなじみのマルコポーロについての本で、英語では『Description of the World』 。世界の記述、なんですね。
彼はヴェニスの豊かな商人の子。まだ少年のころに父Niccolo、おじMaffeoと共に中国へと旅立ちます。
実は、父とおじはすでに中国へ行ったことがありモンゴル帝国の統治者、カーンと面識がありました。ヴェニスに帰ることになったとき、カーンはローマ教皇へメッセージをもっていくこと、キリスト教の祭司100人をつれてくること、エルサレムにある聖墳墓教会の特別な油をもってくることを依頼しました。
マルコの旅は、カーンとの約束を果たす旅でした。彼ら3人は油とローマ教皇からの手紙はカーンに渡せたものの、祭司100名を連れてくることはできませんでした。ローマ教皇は司祭2人を彼らに同伴させたのですが、その2人が途中で怖くなり帰ってしまったからでした。
この本はマルコたちがヴェニスに戻った後のことも書かれています。レベル2なので英検準2級くらいなら読めるかなと思います。世界史好きの方におすすめの一冊です。
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