これまで多読を指導して思いますが、多読で伸びるコツは、とにかく読み続けることです。
いまどきの小学生は忙しい。中学生なら部活もあります。高校生は将来のことも考えなければなりません。社会人の方も、もちろん忙しい。とても英語多読をしている時間はない!でしょう。
なので心を鬼にして生徒さんには多読本を貸出しています。読後の感想をきくと、ちゃんと読んだかどうかわかります。読んでいないときは、感想もぎこちないです。
中学校までは記憶力のよさでついていけると思いますが、英検準1級などそれ以上をめざすなら、やはり多読を続けることが大切です。
私がこれまで指導してきた生徒さんで Oxford Bookworm のレベル4以上が読めるようになった方々は、大学入試共通テストでさほど苦労せず志望校に合格されました。入試の面接で、すきな多読本について尋ねられた生徒さんは、ほかの受験生より面接時間が長かったそうです。結果はもちろん合格でした。
多読のコツは読み続けること。単純ですが、できないことが多いのも事実です。私ができることは、生徒さんが多読を続けられるように工夫すること。結局のところ、決めるのは生徒さん自身です。
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