6月になりました。そろそろ梅雨ですが、ジューンブライドの季節でもありますね。
先日、英検3級の読解問題を指導していて、とても印象に残る人物に出会いました。
その女性の名前は アン・ロウ(Ann Lowe)。
実は、アメリカの元大統領ジョン・F・ケネディの妻、ジャクリーン・ケネディのウェディングドレスをデザインした人物です。しかも、当時としては珍しい黒人女性のデザイナーでした。
アン・ロウは、祖母も母も仕立て職人という家庭に生まれ、自身も自然とその道へ進みました。後にニューヨークでデザインを学びますが、人種差別のために他の学生とは別の部屋で授業を受けなければなりませんでした。
それでも彼女は努力を続け、やがてアメリカの上流階級の女性たちのドレスを手がけるようになります。
私は気になって、後で彼女の作品をネットで見てみました。
正直な感想は、
「上品」でした。
豪華なのに派手すぎない。
美しいのに着る人を苦しめる感じがしない。
どこか動きやすそうで、実際にその服を着て生活する女性のことまで考えているように見えました。
英検の問題を解いていると、「知らなかった人」に出会うことがあります。
単語や文法の勉強も大切ですが、私はこういう出会いも英語学習の魅力の一つだと思っています。
英語が読めるようになると、日本語だけではなかなか出会えない人物や物語に触れることができます。
今回のアン・ロウも、その一人でした。
英検の長文には、時々こんな素敵な物語が隠れていると思います。

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